もう1ヵ月以上も前のことなんですが・・・。
8回目から近所でのレッスンになりました。
この日は、ワト家が見学＆遊びに来てくれました。
レッスン中、ワトくんには我が家でお留守番してもらってパパとママだけ見学。
今回は普段の散歩道を歩き、途中公園に寄って、信号待ちをして、
帰ってくるという内容です。
レッスン前に薩美先生からワトパパと、ママにお願い。
・アドと目が合ったら知らない振りをしてそっぽを向く
・アドが「褒めて！褒めて！」と寄って来ても、
飼い主が褒めてもらってよしのサインを出すまでは褒めずに知らん顔。
1つのことが終わると見学してる人に走りより「褒めて～！」とすり寄って行くアド。
どうなることやら・・・
まずは我が家の前からスタート！
道を歩くときは右側。
通りに出るときや、道を渡る時は
①手前で「ストップ、1、2」で止まる
（通りに車などの往来があっても弾かれない所で止まる）
②左右を見て車やバイクなどが来てないか確認
③安全を確認したら「ヨシ」と合図して通りに出る
テクテク歩いてたら先生から「次の電柱の所で止まって待ってて」と言われてストップ。
「大通りに出るときは止まって安全確認してから行けてるけど、
細い通りを横切るの所では安全確認してなかったから、
オスワリさせて待たせる必要はないけど、マテで安全確認しましょう」ということと、
「この細い横道は坂になってて自転車でも坂を下ってると結構なスピードが出るし、
自転車とぶつかって相手が倒れて怪我させたらこちらのせいになるから」
ということを教えてもらいました。
普段の散歩道って、経験上「この道は車やバイクが滅多に来ない」
という思い込みがあって安全確認を怠っていました。
でも、いつ何があるか分らないし、小さな安全確認も大切ですもんね。
再び歩きだし、経験にとらわれず道を横切るときは安全確認！
途中にある公園に寄って、私はベンチに座ります。
アドは座った私の足の間に『オスワリ』→『マテ』させます。
今日は、見学に来てくれたワトパパと、ワトママが居るので
誘惑役をやってもらうことになりました。
私はアドが動きそうになる前に何度も「マテ」と言ってマテをさせます。
そこへ誘惑役に任命されたワトパパとワトママに
「アドく～ん！」、「オイデ～」などなど、たっぷり誘惑してもらいます（汗）
アドの大好きなワトくんの飼い主さん。
アドにとっては魅力いっぱいです。
頑張ったつもりですが、何度か立ち上がってしまいました。。。
この時点で精魂使い果たし気味でゼーゼーです（笑）
頑張った後のアドは、ワトパパとママに褒めて欲しくて
『褒めてくれビーム』を出してました。
でも事前の打合せ通り、アドと目線を合わせないワトパパとママ。
「あれ？なんか様子が違う」と勘付いて「褒めて～！」とばかりに
ダッシュすることはなく、「なんか違うよ」と飼い主を見て訴えます。
そこで飼い主から「褒めてもらってよし！」と言って、
ワトパパとママが「お利口さ～ん」と言ってくれると駆け寄って
クネクネしながら大喜びでした。
強力な誘惑つきのマテを終えたら、リードをOKUに渡して選手交代！
公園を後にして、信号機のある所まで歩きます。
公園から信号機のある所までは、車の通りが結構あります。
アドは飼い主の左側を歩かせているので、車が来たら弾かれる可能性もあります。
①車が来たら、「ストップ！」と言う
②瞬時に飼い主がアドの左に立つか、足の間にアドを立ち止まらせてガード
③車が行ったことを確認してから「ヨシ」と言って再び歩きだす
いよいよ、アドの人生初『信号待ちして横断歩道を渡る』です。
まず、信号待ちをするときは、前列ではなく後列で待ちます。
前列だと不慮の事故、車が突っ込んできたなんてことがあったら危ないし、
アドが踏まれる可能性もあるし、自転車が突っ込んでくるかもしれない。
などの危険を予測して後列で待って、人や自転車の行き来を邪魔しないようにします。
次に信号機が赤から青に変わったら、「信号が変わった渡ろう！」
ではなく、信号が変わった→左右前後を確認→横断歩道を渡る。
教えてもらったことを頭に入れて、OKUから信号待ちして
横断歩道を渡って戻ってくるをやります。
スタート地点の待つポジション、渡るとき、渡った先での待つポジションも合格！
続いて私の番。
スタート地点の待つポジション、渡るとき、までは良かったんですが、
渡った先での待つポジションが上手くいきませんでした。
渡って「どこで待とう・・・」なんてグズグズしてる内にアドがオスワリしてしまい、
「ここじゃ、NGポジションの前列だよ」と思ってポジションを修正しようとすると
アドが「横断歩道渡るのね」とばかりに前へ前へ行ってしまう・・・。
修正しようとすればする程、前に行ってしまうので仕方なく信号が変わるまで
NGポジションの前列で待機、気持ちが焦って信号が変わった途端に
横断歩道を渡るという二重NGを出した私は言うまでもなく不合格。。。
瞬時の見極めが必要で、待つポジションもその場に行ってのんびり決めるのではなく、
その場に行って「ココだ！」と思ったポジションに立ち待つという
早い判断力が必要だということを教わって再挑戦！
再挑戦した結果、どうにかクリア！
その場所から行きとは別の道を通ってまた公園に戻ります。
途中、歩いているとアドが先に行ってしまい、
「先に行かないの」とリードを引っ張りツケをさせてると
先生から「リードで横につかせるんじゃなくて、
２、３歩後ろに下がってオイデって言ってごらん」と言われてやってみると
アドはちゃんと飼い主に合わせて下がってきてツケができるようになりました。
普段、アドが先に行っても軽くリードを２、３回引くと
またツケが出来るようになるからクイクイっとリードを引くのが
癖になっていたんですが、リードじゃなくてもコントロール出来るなんてビックリ。
公園でちょっと休憩。
休憩したら家へと戻ります。
家に着く前に先生から「お家に着いてもわざとお家を通り過ぎて」と指示があり、
家に到着しても少し通り過ぎます。
アドは「家に着いた～！」とばかりに家に行こうとしました。
でも飼い主が家を通り過ぎてしまうので「あれ？変だな・・・。」という顔をしました。
これは、『お家に着いたから終わり』ではなくて、
『飼い主が終わりって決めたから終わりなんだ』ということを分ってもらうため。
アドが決めた『終わり』じゃなくて、飼い主が決めた『終わり』で散歩が終わる。
最後まで主導権はこちらにあるってことなんですよね。
「なるほど～」と納得してこの日のレッスンは終了。
ワトくん、お留守番してくれてありがとう！
またパパとママと一緒に遊びに来てね～
もっと写りの良い写真を載せたかったのにワトくんもアドも
ブレブレの写真しかなかった・・・。
1月20日のこの日のレッスンから、日曜日になると雪が降ったり、
強風だったりでマナートレーニング9回目はまだやってません。
次の日曜日は暖かいみたいだしやれそう♪
＊今回、歩きながら撮影した動画はどれもこれもブレブレで
見てると酔ってしまいそうだったので載せられなかった・・・。
次回は、もうちょっとブレずに撮って載せたいと思います。
