2008-07-12

アフターレッスン①

かなり延び延びになっていた、アフターレッスンレポートです。

今回もかなりの長文なので、興味とお時間のある方は読んでください。



5月18日(日)晴れ

この日は暑くて急遽家の中でレッスンをすることになった。

OKUが薩美先生を迎えに行ってる間、私とアドは家で待機。

前回のレッスンは3月9日。最後のレッスンから2ヵ月経った。

アドは先生が来ると分かったみたいで、ずっとソワソワ。

先生が玄関を開けた瞬間「先生だ!先生!!会いたかったよ~」と猛烈アタック。



『先生と涙のお別れ!?』で書いたけど、ベーシックレッスン終了後、

アフターレッスンをお願いしました。

我が家はアドに芸達者になって欲しいだとか、

一緒にスポーツを楽しみたいという希望はなくて、

ただずっとお互いを信頼し合って楽しく仲良く暮らしたい、

飼い主とアドとの間にぶっとい絆ができればと思ってます。

アフターレッスンでは“もっともっと飼い主大好き犬”になってもらうために、

アドと楽しく遊ぶことを中心に更なるステップアップを目指します!



さて、第一回目のアフターレッスンの内容は・・・

まずは、先生からアフターレッスンの進め方の説明。

第一段階:タオルを使って遊ぶ

第二段階:おもちゃを使って遊ぶ

第三段階:フリスビーを持ってこさせる


足腰が弱い犬種だから、ディスクキャッチはさせないで

転がしたフリスビーを持ってこさせて遊ぶそうです。



今日は第一段階のタオルを使っての遊び。

タオルは普通のハンドタオルを使用。

まずは、普段遊んでる様子を先生に見てもらいます。

結果は、う~ん。。。反応がイマイチ・・・。

タオルを生き物のようにクネクネ動かして見せたり、

わざと隠してみたりしてもそこそこの反応。

続いて、先生がお手本を見せてくれました。

先生がタオルを持った瞬間アドの目が輝く。



先生から教わったポイント

・こちら側のテンションを上げてアドと遊ぶ。

遊んであげてるという感じではなくて、一緒に遊んで楽しんでるという感じ。

・目線をアドと同じ高さにする。

・タオルで気を引くときには、生きてる物のようにクネクネ動かす。

・与えるタイミングと焦らすタイミング。

焦らし過ぎて気持ちを萎えさせないタイミングでタオルをくわえさせる。

アドが最高に楽しいと感じてるタイミングで「出せ」と言って、

タオルを出させてわざと焦らす。

・引張りっこでもなんでも、こちら側が勝ってばかりだと

アドは「勝てないからつまらない」になってしまう。

3回に1回くらいは勝たせてあげるといいそうです。

・勝たせてあげてるということがバレないように勝たせる。

・アドがタオルに食いついたときや、引張りっこでグイグイ引っ張ってるときに

「凄いね~」とか「アド強いね~」と言ってあげる。

・遊んでる最中にわざとタオルを落として「あっ!落としちゃった!」と言って

タオルをアドにあげたりして隙を与える。

・遊び中のコマンドは楽しいときの声で言う。

・「出せ」と言って、おもちゃを口から出させて遊びを終わりにしない。

「出せ」=「遊び終了」になってしまうから。



遊びのことでもう1つ習ったことがある。

それは「一人遊び」

よく買い与えたおもちゃを常時部屋に出しっぱなしにして、一人遊びさせた結果

ボロボロにされたことはほとんどの飼い主さんが経験されていると思う。

我が家も以前は常時部屋におもちゃを出しっぱなしにしていたし、

ボロボロにされたおもちゃはいっぱいある。

そのボロボロになったおもちゃを見て「アドはこのおもちゃが好きなんだ」と思っていた。

だけど、好きだからボロボロにしている訳じゃなくて

他にやることがなくて暇だからただかじっているだけなんだそうだ。

一人遊びは絶対にさせない。

それは、飼い主と遊ぶことが楽しいと思ってもらうためでもあり、

一人の時間でも落ち着いて過ごせる子になってもらうためでもある。



アドと遊ぶのは結構難しくて、レッスン後何度も練習してます。

「今日はアドと楽しく遊んだなぁ」って感じる日は、

自分のテンションを“遊びモード”にちゃんと持っていけている日。

逆に「今日はアドが乗ってこなかった」と感じる日は、

どこか自分の心の中に「今日は仕事でちょっと疲れたなぁ」なんて感じてて

スイッチがちゃんと“遊びモード”に入ってなかったりする。

ほんの少しでもテンションが低いとアドには直ぐバレちゃう。

気持ちの切り替えが上手い人だったら、きっともっと楽しく遊べるんだろうと思う。

そこんとこをもっと身に付けなくちゃ。

まだまだ修行が必要。



この日のレッスンで、もう1つためになることを習った。

それは家の中での過ごし方

散歩のときは先生から習ったことをしっかり実践してるから

飼い主がアドをリードしてるけど、家の中ではどうもアド王子になってしまう。

家の中のアド王子は、自己主張が強くて結構ワガママ。

例えば、アドの食後の態度。

我が家は飼い主より先にアドがご飯を食べることが多い。

ご飯を食べて満腹になると、ソファで横になってる飼い主の股の間で

寝るのが心地良いらしく、飼い主がご飯を食べている間ジッとこちらを見て

「早くソファで横になれ」ビームを出してくる。

そんな主張をするくせに、しばらく一緒にゴロゴロした後は

自分のお気に入りの場所へ去って行く・・・。

思い通りにいかないと後足をバタバタさせてイライラしていることをアピールする。

そんなワガママアド王子にしたのは飼い主だけど。。。

レッスンを始めてから、アドの言いたいことはほぼ理解できるようになった。

そうすると、アドも伝えたいことは伝わってるということが分かって自己主張が多くなる。

ストレスを少しでも無くしてあげたいと思う飼い主は、

アドの要求を叶えてあげようとする。正に悪循環。

こゆきママさんのお母さん主催のBBQでも自己主張が多くてアド王子になっていた。

そんなワガママアド王子をこれ以上のさばらせないためにも、

悪循環を断ち切るためにも重要なレッスンだ。



先生から習ったことは、家でもルールを作ること。

例えば、ダイニングの椅子やソファに座ったらアドに構わないで無視する。

そこで、アドがおとなしくしてたら「お利口さんだね~」と声を掛ける。

椅子やソファから床に下りたときには構ってあげたりとハッキリした

区別を付けた方がアドも分かりやすくて過ごしやすいそうだ。



もう1つ習ったことはハウスに慣れさせるということ。

ハウスはサークルやケージだけではなくて、飼い主が決めた所で待たせること。

ベッドでもマットでもいい。

①「ハウス」と言って、待たせたい場所を指差す。

②分からないようであれば、待たせたい場所に行って

 「ここでハウスだよ」と教える。

③ちゃんと指定した場所に行ったら「お利口さんだね」と褒めてあげる。

④そこでおとなしくしていたら時々「えらいね~」と声をかける。





アフターレッスン①は以上でおしまい。

どちらも、まだまだ練習が必要。



久々に先生に会えたし、レッスンかと思ったら先生にいっぱい遊んでもらえて

アドにとっては最高のレッスンでレッスンが終わったら満足顔だった。

飼い主も久々に先生に会えて楽しかった。

ただ、久々のレッスンで撮影することを忘れていて、

どうにか撮った3本のムービーはどれもブログにアップできるような映像ではなかった。

文章のみで分かり難くて申し訳ない。

次回はたぶんムービーもアップできると思います。

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