2009.2.21 vol.2
普段ヨガやってるし、昔はスノーボードやってたし
どうにかなるだろうと思ってたけど甘かった。
雪の中を歩くのって結構大変で最初は景色を見る余裕も
写真を撮る余裕もアドを気にする余裕もなく
ただひたすら列から遅れないようにするので精一杯。。
最初の休憩で飼い主によじ登ってきてガタガタ震えてるアド
でも、頑張って歩いてるじゃん!偉いぞアド!
ニッキー君もりんごちゃんもノーリードで歩いてるけど、
アドはどっかに行っちゃうかもしれないと思ってOKUがリードを持って歩いてた。
途中から念の為に(いつでも捕まえられるよう)リードは装着したままで
放してみるとちゃんと私とOKUの間を歩いたり横を歩いたりしてた。
↓左の全身真っ黒が私でその横のちっこいのがアド
自然のままの地形を登ったり、下ったりしてどんどん進みます。
(私の前を歩いてるちっこく写ってるのがアド)
基本的にはインストラクターさんが歩いた所を歩く。
インストラクターさんが「好きな所通っていいよ」と言ってくれたときだけ
まだ誰も踏みしめてない雪の上を歩きます。
ここら辺は沼が点在していて、凍ってない沼に雪が積もっているから
経験のある人じゃないと分からずに沼に落ちることもあるそうです。
開始から20分くらいでお父さんとお母さんは残念ながらリタイア。
私やOKUでさえやっとなんだからしょうがない。
宿に着いたら電話してもらう約束をして、歩いてきた踏み固められた道を
ゆっくり戻ってもらうことになりました。
続行することになった一行は頑張って歩きます!
開始から30分くらい経つと徐々にコツが分かってきて
周りの景色を見る余裕が出てくる。
最初は元気だった皆も段々口数が少なくなり一生懸命。
雪の中は静寂で、歩くことに集中してると聞こえてくるのは
自分の息遣いだけだったりして、いつしか内なる自分と向かい合ってたり。
この経験は長距離走に似てるかも。
走ってる内に段々疲れてきてもう手も足も動かせないと思うけど
手も足も自分の意思とは別に動いてて、心の中では自分で自分を励ましたり、
やけに客観的に自分が見えて「私疲れてるだな」とか感じたり。
ゴールできたときの達成感と「疲れた、もう止めたい」と思った
弱い自分に勝てた気がして長距離走が好きだった。
その感覚にスノーシューは近い気がする。
たまに「辛いな」と思ってもパッと視界が開けた所なんかに遭遇すると
今まで味わったことのない世界に感動して涙が出そうになったりする。
途中、アドは雪がついて重くなったであろうBUHIXのダウンベストと
リードの持ち手に雪球が出来てきたのでリードも外しました。
身が軽くなったからなのか、慣れてきたからなのか
アドも余裕が出てきてマーキングし始めた・・・。
アドは1つ学んだらしい。
それは、インストラクターさんの後を歩くのが一番安全であること。
だけどインストラクターさんのすぐ後はまだ踏み固められてないので
アドにとっては深い部分も残されてるということを知らなかったようだ。
深みにハマった瞬間のアド↓
ビックリしてこちらに戻ってくる(笑)
晴れ間も出てきて青空に雪をまとった木がよく映える。
まだ誰も歩いてない所を歩くチャレンジャーなアド
休憩中、動きやすいようにハーネスも外そうとしてたら
その隙にニッキー君がアドのおケツをクンクン。
休憩後はまだまだ歩く・・・
アドは軽いからそんなに埋もれないけど、
ニッキー君は大きいからその分埋もれることもしばしば。
インストラクターさんに「登ったところで休憩しよう」と言われてホッとする。
休憩中、OKUにしがみつく。
持ってきた毛布に包んでやるがガタガタ震える。
動いてる分には寒くないらしいが止まると寒いみたい。
一番元気なのは紅一点のりんごちゃん。
インストラクターさんのすぐ後ろを歩いたり、
来た道を戻ってパパさんとママさんの様子を見たり、
鳥に反応してそちらに向かってみたりと一番動いてた。
休憩中にインストラクターさんにいただいたホットコーヒーが美味しかった~!
元気が出たところでまた歩きます。
アドの着てたトレーナー濡れてきて雪の塊までついてきちゃった。
歩き続けてると視界が開けた所に出ました。
ここは沼が凍ってその上に雪が積もった所だそうです。
大好きなパパさんと一緒に下ってくるニッキー君。
バーニーズ・マウンテンドッグというだけあって雪山がよく似合っててカッコイイ。
↓この写真ちゃんと撮れてないんだけど、
りんごちゃんの後足にできてる雪の塊が分かります?
ゴールデンの毛質は雪が付きやすいそうです。
足や股に大きな雪の塊がびっしり付いてて重そう。。
雪山に入る前に雪が付かないようなワックスを塗ったりするといいそうです。
皆で取ったりしたんだけど、手で取ると熱で余計に塊が大きくなっちゃうんだって。
ストックで割ったりしたけど、塊はかなりしぶとい。
↓こちらは休憩中ついにぶっ倒れた私とすかさず乗って来たアド。
一応、大丈夫か確認してくれてるらしい。
この後私は起き上がれるのか!?
まさかのリタイア!?
vol.3に続く・・・
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