2007-11-24

マナートレーニング 3回目

11月18日(日)の出来事。

前回のレッスンとは違い、全く余裕がなかった今回のレッスン。
何故かと言うと、前回のレッスンから3回目のレッスンの間、
私が仕事ウィークだった為、2週間の間で3回しかアドと練習が出来なかった。。。
仕事が終わり帰宅すると、私は夕飯の支度でOKUがアドの散歩担当。
レッスンが始まる前「ヤバイ・・・。本当にヤバイ」とぼやく私。
どうなる今回のレッスン!




この日はお久しぶりの蔦田先生が見に来てくれました。

前回同様、まずは2週間の練習の成果を薩美恵美子先生に見てもらう。

順番は全く自信のない私から・・・。



直線状に離して置いた2つのポールを8の字でツケで歩く。

が、全くアドをコントロールできず(泣)

やっぱりね。

やればやるだけアドは期待に応えてくれるけど、

やらなければそれだけアドとの意思疎通はできなくなる。

何度かツケで歩けるように挑戦するも惨敗。

最後の方に先生が「できてるよ」って言ってくれたけど

納得のいく出来ではなかった。



OKUとアドのコンビは、全く問題なく見事なツケを披露!

蔦田先生からは「褒めるタイミングと声のトーンが上手い」と

お褒めの言葉を頂いていた。

OKUだけツケをしたまま小走りをするという技にも挑戦。

悔しいかな、アドはOKUの横もしくは少し後ろをツケの状態で小走りしている。

第1回目のレッスンで既に薩美先生から

「パパは褒めが上手だね」と言われてジェラシーだったのに、

ここに来てまたOKUとアドのコンビに激しくジェラシーな私。



私の練習不足により、復習の時間が長くなってしまった。

ここからが今回習ったこと↓



■ 止まりたい所で立ち止まる ■



*このレッスンでは、2つのポールを直線状に離して置いた状態でやる。



①手前のポールの横からスタートしてツケで歩く

②奥のポールからアドが出ないように立ち止まらせる

③ポールとアドと飼い主を横から見て、

ポールよりアドの顔や体が出てなければ合格



<補足>

・立ち止まらせるときのコマンドは「ストップ」でも「マテ」でも良い。

ただし、私もOKUも同じコマンドを使うこと。

・止めたい所で「ストップ」と言っても、犬は人間と違い4つ足だから

直ぐに止まれる訳ではない。

・タイミングが掴みにくければ「ストップ!1、2」とストップの後に

声を出してカウントを取ってもいい。

・止まりたい所のだいぶ前から「ストップ」と言って止まってもいい。

・車の多い通りに出るときなどに使える。

・「ストップ」で止めて「マテ」で待たせるという方法でもOK。



■ 『オスワリ』新兵器投入! ■



*このレッスンでも、2つのポールを直線状に離して置いた状態。

最初は2回目のレッスンのときと同じようにオスワリをやる。



手前のポールから奥のポールに行くまでに5回オスワリ

①「オスワリ」とコマンドを出す

②オスワリできたら褒める

③「ヨシ」と言ってオスワリを解除して一歩歩く

④再び「オスワリ」とコマンド

これを5回繰り返す。



*奥のポールから手前のポールに戻ってくるときは、

先生から借りた手のひらサイズのプープー鳴る

訓練用のおもちゃを使ってオスワリさせる。



①おもちゃをプープー鳴らしてアドの注意を引く

②おもちゃを持ったまま人差し指を立てて「オスワリ」とコマンド

③オスワリできたら褒める

これを何度か繰り返す。



<補足>

・遊びを取り入れたトレーニング方法。

・最初からおもちゃに頼ってはいけない。

最初の何回かは飼い主の努力でオスワリさせること。

・ポールの間を5回オスワリさせるのは、決めた回数を

ちゃんとオスワリさせることが大切だから。

10回できる自信があれば10回でもいい。

決めた回数をできないのはダメ。

・盲導犬はアイコンタクトをしなくてもご主人の命令に従う。

聴導犬は声によるコマンドがなくても体を使ったコマンドに従う。

犬はアイコンタクトがなくても、声が出せない場面でも

命令に従うことができる生き物。

おもちゃを使って「オスワリ」のコマンドのときに人差し指を立てるのは

人差し指を立てたら「オスワリ」だと言うことを教えるため。



■ 2分間『マテ』 ■



①「オスワリ」させて「マテ」

②マテを解除したら思いっきり褒める



<補足>

・1回目、2回目のレッスンの最後にもマテをやったけど、

前回までとは違って飼い主はアドの横に腰を下ろさずに

横に立った状態でのマテ。



□ その他、学んだこと □

・アドが他の人と接してるときに飛びついたり、

何かして欲しくないことをしてしまって飼い主がアドを止めるとき、

手を使って止めさせるのは逆効果で余計興奮させてしまう。

そのときは、飼い主が一歩下がってリードを引っ張る。

人がアドを触ってくれてるとき飼い主は一緒になってしゃがむのではなく、

少し離れた場所に立って、いつでもアドを静止できるような体勢でいること。

最初はアドが興奮して人に迷惑をかけないようにアドに意識を向けておく。

人に触ってもらってお腹を見せるようになったら飼い主もしゃがんで

アドを見守っていれば大丈夫。



・犬にとって触ってあげることはご褒美になるから、

頑張って手で抑えようとしても犬にとっては

“ご褒美”=“しても良いこと”になってしまう。



□ 今日の反省 □

薩美先生がリードを持ったとき、先生が褒めるとアドは凄く嬉しそう。

私やOKUが褒めるとき以上に喜んでいる。

次回からは、アドに目を向けずに先生がどんなタイミングで

どんな声のトーンで褒めているのか『褒める技術』を盗むぞ!



蔦田先生が、OKUと薩美先生の共通点を教えてくれた。

OKUはリードを持ったときに「ヨーシ♪いくかアド」と

楽しいことが始まるような雰囲気でスタートしてて、

薩美先生もスタートのときに楽しいことが始まるって感じを出している。

そう言われてみれば、私は始めるときに自分に気合いを入れるため

肩に力を入れてリードを握っていた。

「ワクワクするようなことが始まる」って気持ちでいれば

犬は人間の感情を読み取る能力が高いし伝わるだろう。

練習のときも一緒に楽しもうと言う気持ちを忘れずにやろう!



練習不足のせいでアドと私の仲が振り出しに戻ってしまった。

その上、復習の時間が長くなってしまうから新しいことを習う時間が短くなってしまう。

それに、練習をサボるとせっかく教わったことを忘れてしまって体が上手く動かない。

1回目のレッスンのときに薩美先生が

「練習をサボると犬が教えてくれちゃうから、すぐわかる」と言ってたが本当だった。。。

「5分だけでもいいから毎日やることが大切」と言う先生の言葉が身に沁みた。

このままOKUに負けてはいられない!

今日の悔しさをバネに練習するぞー!!



□ レッスン後 □

本当に悔しかったし、せっかくアドとの仲が良い感じになってたのに

また元に戻ってしまってショックだった。

次の日から練習を続けている。

いくらアドが私のコマンドに従わなくてもアドに腹を立てたりせずに。

アドは出来るのだ。その証拠にOKUとの完璧なツケを見せてくれた。

出来てないのは私なのだ。

今週アドとの練習を重ねて、段々またアドと私の仲が良い感じになってきた!



次のレッスンは、11月25日にハウスレッスン。

家の中でのレッスンだって。楽しみ♪





今日のおまけ画像は、OKUの練習風景。(11月23日撮影)




近くに犬が居てもオスワリして待ってられるよ!

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